1958年英国スミス社製9金無垢デラックス(ブルースチールハンズ)15石手巻腕時計3年間保証付
税込価格¥149,000
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【 デラックスとは 】

1952年より発売が開始された、スミスの高級機種の中でも最もスミスらしいと言われているシリーズ。1950年代当時としてもトラディッショナルなデザインを持つデラックスは「スミスと言えばデラックス」と言われる由縁。

【 パティナとは 】

半世紀の時を、道具として正しく使われて来たスミスのヴィンテージ・ウォッチ。それらには、時の蓄積により築きあげられた独自の魅力的な表情があります。時には、新品以上に惹きつけられる、それらのエイジングを、英国人はパティナと呼び珍重します。そして、外観とは裏腹に、ビッグベアーならではの精度と共にお届けいたします。

【 青焼針デラックスの最初期モデル 】

1958年に製造された9金無垢デニソン社製ケースのデラックス・モデルです。このモデルは1957年から1963年にかけて作られた製品でケース形状が3種類存在します。デザイン上の差は僅かですが、メーカーはデニソン社とSCWの2社で生産されていました。その理由は初期のデニソン社製のケースが旧式でムーブメントの固定方法にボルトを使用していなかったことや、サイド・ビューのスリム化などが上げられます。
  改良を重ね長年生産されたことから、当時より人気モデルであったことを知ることが出来ます。この個体は初期モデルで、デニソン社製の武骨ながら味のあるデザイン、そして、英国の名門デニソン社製であるというカリスマ性も加わり人気の高いケースです。そんな9金無垢ケースは、どれもガッチリとした太目で曲線が美しいラグが、どの方向から眺めても秀逸なデザインで極めて魅力的です。文字盤はクリームがかったオフホワイトで、金メッキが施されたアラビア数字と焼入れ加工が施されたブルースチール3針のコントラストがこのモデルの個性と言えるでしょう。掘り下げられたスモール・セコンド・ダイアルと趣のあるスミス・デラックスのマークとが、トラディッショナルな雰囲気を持つデラックスらしさを演出しています。ムーブメントはもちろん定評のある15石ハイクウォリティー・キャリバーが搭載されており信頼性の高いモデルです。外径30.8mm。

【 使い込まれた味わい文字盤が魅力のエイジド・コンディション 】

使い込まれた金無垢ケースの使用キズや、文字盤の味のあるエイジングなどは、ヴィンテージ・ウォッチらしい極めて魅力的なチャームポイントと言えます。また、青焼針は自然な焼き色で鮮やかなブルーに赤みを帯びたパープル系の色が微かに入り混じった趣あるカラーが、奥深い味となっています。ムーブメントに関しましては、極めて良好な状態で、さらに消耗品の交換などを含むビッグベアーのフル・オーバーホールが行われているため、工場出荷時の精度と信頼性を味わっていただくことが出来ます。近年、状態の良いブルースチール・デラックスが少なくなっていマスが、雰囲気のあるエイジドの個体と言えます。