1940年代英国スミス社製ニッケル&SS無垢 1215 15石手巻腕時計3年間保証付
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【 1215(テゥエルブ・フィフティーン)とは 】

戦後、ジャガールクルトの技術者であるロバート・レノア氏を招き入れ、スイスの技術を注ぎ込んだ初の英国生産モデルである1215。シンプルで地味な存在ながら、スミスらしい個性に満ち溢れています。


【 スミス初の英国製、1215、Cタイプ搭載のフラッグシップ! 】

このモデルはCタイプ・ムーブメントを搭載した1215モデルの最初期の個体です。ニッケル無垢の本体に、SS製のベゼルと裏蓋が組み合わされた極めて工作精度の高いことで定評のある英国デニソン社製の3ピース・ケースを採用したフラッグシップモデルです。文字盤は、戦後初期の1215に多く見られるアルミの地肌を活かしたデザインです。派手さはないものの、細部にまで繊細で趣のある表面処理のデザインが施されており、青焼針の3針と共に、この時代の英国らしい上品さを感じさせます。

外径:31.2mm。
  【 1940年代の製品としては、完璧と言える状態! 】

ニッケルケースのポリッシュ加工されていない側面などに微かなエイジングが見られ、また、文字盤をムーブメントへ固定するためのシャフトの溶接部分(10時と11時の間)に写真には写らない程度の微細な経年変化が、そして青焼針の表面的でわずかなエイジングがなみられます。しかし、それら以外は、新品同様と思えるほどに美しい外観を保っています。さらに、1215Cタイプ初期ムーブメントに至っては、工場出荷時のような輝きを保っており、特に表面に加工された地紋は異例に美しく1940年代の製品としては、完璧な状態と言えるでしょう。英国より入荷後のオーバーホールで交換した部品は動力ゼンマイやボルトスプリングなどの消耗部品のみで、内部に関しても極上のコンディションです。また、外装部品ではレンズとベルトは新品に交換されています。