「漆黒の文字盤に金のインデックスが光る」 |
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漆黒の盤面には、浮き彫りに金メッキが施されたバトン型とドットのインデックスが配置されており、そのコントラストは極めて美しいものです。
3,6,9,12時以外にドットが施されているところが、全体のデザインを引き締め、お洒落に感じさせているポイントです。
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「キャンディー塗装のレッド・アローが差し色に」
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シックな印象のブラック・ダイアルには、スミスが1950年代よりセンターセコンドに採用していた、スミスの個性ともいえるレッド・アローが美しい差し色として施されています。
このレッド・アローは、金メッキされた、秒針の先端に施された二等辺三角形に、クリアー・レッドが塗られたキャンディー塗装で、透明感のある美しく深い赤が魅惑的です。
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「流れるようなラグの3次曲線と新品の竜頭の美しさ」
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オーソドックスではありますがコストをかけた3ピース構造の金メッキケースにおいて、最も魅力的な部分は、この流れるような美しいラグのデザインと言えるでしょう。
また、消耗品である竜頭は、新品に交換されており、その美しさと、使い心地の良さは新品当時の佇まいを彷彿とさせることでしょう。 |
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「チラネジ付きの味わい深い振り子」 |
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1950年代の振り子には、チラネジと呼ばれる微細なネジが周囲を取り巻くように付けられています。その間隔は一定ではなく、そのサイズも様々です。
このチラネジは、振り子の重量を平均化させるために付けられており、チラネジにより得た滑らかな回転は、高い精度を生み出しています。
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「黒文字盤の宿命ともいえる塗装のざらつき」 |
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極めて魅力的なブラック・ダイアルには、ウィーク・ポイントもあります。それは、ほとんどの黒文字盤が、経年により塗装にざらつきが現れることです。
そして、この個体にも極めて微細ではありますが、写真でお分かりいただけるように、強い光が当たると、その様子が露わになります。しかし、これはリダンではなく、オリジナル文字盤の証ともいえます。 |
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「リザード型押し新品本革ベルトが装着されています」
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ベルトには、リザード型押しの新品本革ベルトが装着されており、スミスのオリジナルではありませんが、気持ち良くご使用いただけます。
微妙な色合いのダーク系ベルトを合わせるのもお洒落ですが、黒文字盤には、やはり黒ベルトがベストと言えるでしょう。
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