「小ぶりなユニセックス・サイズ」 |
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このデラックスは、当時のカタログにはユニセックス・サイズとして掲載されており、写真でご覧いただけるように、一般的なデラックスよりもひと回り小ぶりなサイズ感と言えます。
外径は28.3mmで、スモセコ文字盤が中央寄りに設計されていることから、通常のメンズの15石ムーブメントではなく、レディース用の15石が搭載されていることが分かります。
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「1950年代の新品の姿がここに」
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このモデルは、今から約68年前の1950年代の半ばに生産されました。そんなモデルが、新品同様の状態で、日本に存在していることは、途轍もない奇跡であると言えるでしょう。
文字盤のオフホワイトやインデックスの金メッキの煌めきは、当時と全く変わりなく、その上品な美しさと共にここに在ります。極めて小さく繊細なスモール・
コンド針はこのサイズ感と見事に調和しています。
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「1215を思わせるケース形状と竜頭のデザイン」
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レディース用のムーブメントを搭載していることを最大限に活かした薄型のケース形状における、ラグへの流れるようなライン、そして、竜頭のデザインは、1215を思わせるような、シンプルで素朴な美しさに満ち溢れています。
また、独特なマットな質感の本体と艶のあるクロームメッキのベゼルとの巧みなコンビネーションは、このデラックスの重要な個性となっています。 |
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「ステンレス・スチール製の裏蓋」 |
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スミスのメッキ・ケースのほとんどは、ステンレス・スチール製を採用していますが、このでラックスもご多分に漏れず剛性面で有利なSS製裏蓋が使われています。
テーパー状のデザインは、腕に装着した際に薄く見えるための工夫で、1960年代に流行したスリムラインの先駆けともいえる先進的なアイデアと言えるでしょう。
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「デッドストックならではの新品未使用の純正ベルト」 |
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このデラックスはデッドストックであるため、当然、ベルトは新品未使用のスミス純正品が装着されています。
ケース外径は28.3mmと小ぶりながら、ベルトの取付け幅は16mmと、スミスにおけるメンズのスタンダードのサイズが装着されており、独特なバランスが、このデラックスの魅力を引き立てるスミスらしいデザインと言えるでしょう。 |
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「永久保証の動力ゼンマイ」
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当時、デラックスに付けられていたタグには、この時計の生涯において動力ゼンマイが破損した場合には無償で交換すると記載されていました。
ビッグベアーでは、過去にデラックスの切れたゼンマイの新品交換を幾度となく行っています。当時のスミス社は、まさか60年後に使用されているとは想定していなかったのかもしれませんね…!
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