「シンプルな中にあるスミスの美学」 |
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素材の持ち味を最大限に活かしたアルミ地肌に微細なヘアラインの地盤。そして、シンプルなアラビア数字のブラック・ペイントとコントラストを効かせたゴールド・ドットのインデックスが、静かなる美しさを織りなしています。
また、戦前からの伝統的な、極細青焼針が落ち着いた色を添え、隙のない完璧なバランスを見せた時、そこには、スミスの英国らしい上質な美学があります。 |
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「スミスにとって特別な存在の、デニソン社」
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デニソン社は、アメリカのウォルサム社の創立者のひとりアーロン・ラフキン・デニソンが英国ロンドンへ渡り、自身の優れた技術を活かし設立した、英国の時計ケース・メーカーです。
スイスの老舗時計メーカーのケースを生産していたデニソン社は、その優れたデザインと卓越した工作技術に対して、スミス社も絶大な信頼を寄せ、フラッグシップ・モデルや特別なモデルに、その製品を採用していました。
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「どこにも間違いのない普遍的なデザイン」 |
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派手な装飾や奇抜さは、どこにも見られない。しかし、全てが心地良い曲面により構成された、間違いのない普遍的なデザインが、スミスらしさに溢れた文字盤と見事に一体化しています。
英国の老舗ケース・メーカー、デニソン社がステンレス・スチール素材で造ったデニスチール・ケースは、スミスの上質な文字盤とムーブメントを包み込んでいます。 |
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「光を浴びて上品に輝くブルー・スチール・ハンズ」 |
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戦前の懐中時計に積極的に使われていた青焼針は、時に強烈な個性と、眩しいほどの美しい輝きを放ちます。
しかし、1215モデルのそれらは、極細のデザインで、決して目立つ存在ではなく、光を浴びると上品に輝きます。 |
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「戦後最初期の1215ムーブメントの
本来のクウォリティー」 |
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戦後、スミスは自社製ムーブメントの生産を実現するために、スイスのジャガールクルト社の技術士であるロバート・レノア氏を招き入れ1215ムーブメントを開発しました。
初期の1215ムーブメントには、耐久性の問題が指摘されていましたが、工場出荷時の本来のクウォリティーは、スイスの名門のそれらと肩を並べるものでした。そのことは、この個体の素晴らしい精度が物語っています。 |
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「エイジングは見られますが、
1940年代のスミス純正ベルトが付属」 |
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この1215には、エイジングは見られますが、極めて貴重な1940年代のスミス純正ベルトが付属しています。ステッチが外れてしまっているなど経年によるヤレはありますが、まだ使用可能な状態を保っています。
また、替えベルトとして、イタリア製、最高品質の本リザード革ベルトが別に付属しています。 |
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