スペック表
   
■当店の品番 3420B
■モデル名 デラックス
■製造年式 c1953年
■製造国 英国
   
■ケース材質 ニッケル・クローム無垢
■ケース構成 
3ピース
■ケース外径 31.2mm
   
■文字盤 デュオトーン
■針 スモールセコンド
   
■ムーブメント 15石Cタイプ
■巻上方式 手巻
■チラネジ
■耐震機構
   
■ベルト材質 イタリア製本リザード革
■ベルト幅 16mm
   
■整備履歴 オーバーホール済
■保証期間 3年間(動作保証)
   



quality guarantee aftercare

c1953年英国スミス社製ニッケル・クローム無垢(デニソン)デラックス(デュオトーン)15石手巻腕時計
3年間動作保証付
税込価格¥199,000
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【 デラックスとは 】

1952年より発売が開始された、スミスの高級機種の中でも最もスミスらしいと言われているシリーズ。1950年代当時としてもトラディッショナルなデザインを持つデラックスは「スミスと言えばデラックス」と言われる由縁。

【 このモデルについて 】

■ケースについて

1950年代初期(c1953年)に生産された、このデラックスは英国デニソン社製ニッケル・クローム無垢ケースにデュオトーン文字盤の15石搭載モデルです。スミスがデラックス・シリーズをリリースした最初期モデルであると言えます。

このニッケル・クローム・ケースはアール・デコ調の個性的なラグが極めて美しく魅力的なデニソン社製です。また、側面にはヘアライン加工が施された3ピース式です。外径:31.2mm。

■文字盤について

デュオトーンの濃淡が光の当たり方により反転するメイン・ダイアルは、極めて魅力的です。また、6時の位置にはスモール・セコンド文字盤が付加されており、トラディショナルで味わいのある趣きを感じさせています。

スモセコの下部に見られるのは、スモセコ文字盤を後から切削加工しているため「6」の文字を削り出した際の名残です。戦前の懐中時計にも見られる伝統的な製法を取り入れたユニークで味を感じされる部分です。

滑らかな浮彫りの金文字とインデックスは上品で落ち着いた雰囲気を与え、金針と共に温かみのある美しいデザインに仕上がっています。
  ■ムーブメントについて

ムーブメントは、1215より進化を続けて来た、1950年代のベーシックなCタイプ15石ムーブメントが搭載されており、安定した精度と優れた耐久性を誇ります。


【 正しく使われてきた道具としての美しい佇まい 】

■ケースについて

ニッケル・クローム・ケースの表面には、僅かな使用キズが見られますが、大切に使い込まれて来た道具としての美しさがあります。

■文字盤について

また、文字盤も経年による微かなエイジングが見られ、針にも僅かなエイジングがございますが、ヴィンテージ・ウォッチらしい魅力的な佇まいと言えます。

■ムーブメントについて

そして、ムーブメントに関しましては、極めて状態の良いことから、正しい整備を繰り返し、しっかりと受けて来た個体であることが分かります。

また、ビッグベアーの徹底的なメンテナンスにより、工場出荷時の性能を甦らせていますので、デラックスの最初期モデルと言えども、安心して、日常的にご使用いただけます。

レンズ及びイタリア製の本リザード革ベルトは、新品が装着されています。












「濃淡のハッキリしたデュオトーンが魅力」
 
デュオトーン・ダイアルと呼ばれている文字盤の2トーン・カラーは外側はアルミの地肌を活かしたメタリックなサーフェイスで、センターはオフホワイトのマット仕上げ塗装が施され、室内など通常の光では、写真のような濃淡のハッキリした盤面が魅力です。

また、デュオトーンの濃淡は、光の当たり方で入れ替わり、その微妙なニュアンスをご堪能いただけます。
 

 
 
「スミスがこのモデルに、
デニソン社のケースを選んだ理由」
 
スミス社の腕時計には、スミス社直系のSCW(スミス・クロック&ウォッチ・カンパニー)を始め、他社製のBWC(ブリティッシュ・ウォッチ・カンパニー)、そして、デニソン社などの名門ケースメーカーの製品が多く使用されています。

その中でも、スミス社が特に力を注いでいるモデルには、英国デニソン社製のケースを採用する頻度が高いことが知られています。

その個性的かつ他とは異なった美意識を感じさせるケース・デザインには、計算されつくされた隙のない設計思想と工作精度、そして、工業製品の枠を越えた工芸品としての美しさが備わっています。

スミスの自社ケースメーカーのSCWや、他社のケースでは達成できなかった美しさを、このデラックスに纏わせるための選択肢がデニソン社のケースたった訳です。

★詳しくはブログで解説しています。
 
「竜頭はスミス純正品が健在」
 
ヴィンテージ・ウォッチにとって竜頭は、ベルトやレンズと同じように、消耗品のひとつに数えられているため、社外品などに付け替えられていることが多く、竜頭が純正品であることで、オリジナリティーの高さを知ることが出来ます。

このモデルに装着されている竜頭は、スミス品番A211の1953年モデルの純正品であることから、このデラックスが極めてオリジナリティーの高い個体であることが分かります。

また、同時に、そのことは、この時計の使用頻度が少なく、丁寧に使用されていたとも判断できるのです。

★詳しくはブログで解説しています。
 
 
 
「美しい天然ルビーとチラネジとが、
工芸品的な価値観を生む」
 
ムーブメントに使用されているルビーが人工ではなく天然であることは、ヴィンテージ・ウォッチならではの魅力の一つと言えるでしょう。

また、デラックスの場合は、ほぼ1960年を境に振り子のチラネジの有無が切り替わっています。

時計を工業製品として捉えると、品質の安定した人工ルビーや、精度の高いチラネジ無しの振り子に軍配が上がるのでしょうが、このモデルに採用されている天然ルビーとチラネジには、工芸品的な美しさを感じられる、初期デラックスならではの魅力と言えます。
 
「イタリア製の本リザード革製ベルトを装着」
 
ベルトはスミス純正ではありませんが、イタリア製の本リザード革製ベルトを装着しています。

型押し加工ではなく、本物のトカゲ革を使用したステッチ入りの上質な製品で、また、ブラウンの色合いが、この時計と抜群にマッチしています。