「濃淡のハッキリしたデュオトーンが魅力」 |
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デュオトーン・ダイアルと呼ばれている文字盤の2トーン・カラーは外側はアルミの地肌を活かしたメタリックなサーフェイスで、センターはオフホワイトのマット仕上げ塗装が施され、室内など通常の光では、写真のような濃淡のハッキリした盤面が魅力です。
また、デュオトーンの濃淡は、光の当たり方で入れ替わり、その微妙なニュアンスをご堪能いただけます。 |
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「スミスがこのモデルに、
デニソン社のケースを選んだ理由」
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スミス社の腕時計には、スミス社直系のSCW(スミス・クロック&ウォッチ・カンパニー)を始め、他社製のBWC(ブリティッシュ・ウォッチ・カンパニー)、そして、デニソン社などの名門ケースメーカーの製品が多く使用されています。
その中でも、スミス社が特に力を注いでいるモデルには、英国デニソン社製のケースを採用する頻度が高いことが知られています。
その個性的かつ他とは異なった美意識を感じさせるケース・デザインには、計算されつくされた隙のない設計思想と工作精度、そして、工業製品の枠を越えた工芸品としての美しさが備わっています。
スミスの自社ケースメーカーのSCWや、他社のケースでは達成できなかった美しさを、このデラックスに纏わせるための選択肢がデニソン社のケースたった訳です。
★詳しくはブログで解説しています。
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「竜頭はスミス純正品が健在」 |
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ヴィンテージ・ウォッチにとって竜頭は、ベルトやレンズと同じように、消耗品のひとつに数えられているため、社外品などに付け替えられていることが多く、竜頭が純正品であることで、オリジナリティーの高さを知ることが出来ます。
このモデルに装着されている竜頭は、スミス品番A211の1953年モデルの純正品であることから、このデラックスが極めてオリジナリティーの高い個体であることが分かります。
また、同時に、そのことは、この時計の使用頻度が少なく、丁寧に使用されていたとも判断できるのです。
★詳しくはブログで解説しています。 |
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「美しい天然ルビーとチラネジとが、
工芸品的な価値観を生む」
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ムーブメントに使用されているルビーが人工ではなく天然であることは、ヴィンテージ・ウォッチならではの魅力の一つと言えるでしょう。
また、デラックスの場合は、ほぼ1960年を境に振り子のチラネジの有無が切り替わっています。
時計を工業製品として捉えると、品質の安定した人工ルビーや、精度の高いチラネジ無しの振り子に軍配が上がるのでしょうが、このモデルに採用されている天然ルビーとチラネジには、工芸品的な美しさを感じられる、初期デラックスならではの魅力と言えます。 |
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「イタリア製の本リザード革製ベルトを装着」
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ベルトはスミス純正ではありませんが、イタリア製の本リザード革製ベルトを装着しています。
型押し加工ではなく、本物のトカゲ革を使用したステッチ入りの上質な製品で、また、ブラウンの色合いが、この時計と抜群にマッチしています。
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