「個性的な文字盤に時が魅力を増す」 |
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ギョーシェ彫りと呼ばれる文字盤の地紋や、それを囲むように施された金のドットなど個性的で味わい深いデラックスに、エイジングという時の表情が加わり、更なる魅力を増しています。
その奥深い佇まいは、正しく使われてきたヴィンテージ・ウォッチならではの美しさであると言えます。
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「シックな文字盤に色を差すレッド・アロー」
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スミスのセンターセコンド・モデルには、秒針の先端に赤い装飾を施すことが多く見られ、デラックスでは、レッドアローと呼ばれる矢印型であることがほとんどです。
このデラックスのレッド・アローはキャンディー塗装により、まるでルビーのような透明感のある美しいレッドがシックな文字盤の差し色となっており、美しさが際立ちます。
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「奥深さを感じる凝った作りのケース・デザイン」
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スミス・デラックスの中ではスタンダードな3ピース・デザインに見える金メッキ・ケースですが、ベゼルは本体と一体型の2ピース構造なのです。
一見すると、ベゼルが別体型としか見えませんが、これは、巧みなキャスティング技術により作り出された凝った作りであり、高い剛性を得る上では有効な手法であると言えます。 |
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「裏蓋に刻まれたこのデラックスのアイデンティティー」 |
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メッキ・ケースには珍しく、このデラックスには裏蓋にプレゼンテーションであることを示す刻印が刻まれています。
ケース本体の高剛性に加え裏蓋が肉厚のステンレス・スチールであるため、難なくイングレービングを施せるケースであると言えます。
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「フロステッド・ギルト加工が魅力のムーブメント」 |
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スミスの高性能ムーブメントの表面加工は、その年代により様々ですが1950年代には、フロステッド・ギルト加工という、ざらつきのある上質感のある金メッキが施され、このデラックスにも採用されています。
また、この年式には珍しいチラネジのない振り子が搭載されていますので、恐らく後年、トラブルが発生し最新の振り子で修理されたものと考えられます。 |
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「リザード型押し本革ベルトを装着」
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このデラックスには、ミディアム・ブラウンのリザード型押し本革ベルトが装着されています。
文字盤の波形ギョーシェ彫りとの相性が良くグレード感のあるセットであると言えるでしょう。
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