【 このモデルについて 】
1940年代に製造された生産数の極めて少ない、1215で、ニッケル無垢のデニソン社製ケースには個性的なデザインのホーンラグが採用されています。
文字盤はアルミ地を活かした繊細なヘアライン加工が施されています。アラビア数字とドットとが極めて良好な視認性とデザイン性を両立させ極魅力的な1215に仕上がっています。さらに、サークル・オーナメントを施した繊細な時針は見るものの視線を釘付けにすることでしょう。
ムーブメントは、スモセコ用15石ハイクウォリティー・キャリバーを搭載しており高い精度と耐久性を誇ります。
外径 31.2mm。 |
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【 その佇まいは、発売当時の佇まい、かつムーブメントは完璧な状態に! 】
コンディションは、ほとんど使用感のない全体のスッキリとした美しさは、とても、約75年が経過した製品とは思えず、いかに大切に保管されていたかをうかがい知ることができます。
実は入荷時には不動だったこの1215は、竜頭を引き抜くための機構に問題があり竜頭が抜けないことで、ムーブメントを取り外せず、オーバーホールを行うことが出来なかったようで、つまり、ほとんど使用されずに保管されていたことが分かりました。
専門店ならではのノウハウで、ムーブメントを取り外し、メンテナンスを行いましたところ不動の原因はオイルの固着のみで、すべてが新品同様の状態を保っていました。
正に怪我の功名といえる言える奇跡的な個体なのです! |